勇者!汎用出張パーツとして猛威を振るったテーマ紹介
パック、グランドクリエイターズで登場したカード「勇者」
このカードはカテゴリとしては名前が固定出ない点も特徴的で、基本的には「勇者トークン」を主軸とした展開をすることになります。
勇者はテーマとしては「異世界転生RPG」といったイメージのテーマとなっており、様々な世界の種族から呼び出すような展開方法をすることが出来ます。
トークンも召喚された後に仲間たちがどんどん増えて、装備で強化・フィールドで強化といったようにパーティーとして戦う事をコンセプトとしたテーマになります。
異なるゲームを遊んでるような展開が魅力的なテーマです。
勇者トークンの展開・使い方
万能出張パーツとしての使い方
基本的に初動となる手札として、上記2枚の「アラメシアの儀」か「聖殿の水遣い」になります。
勇者デッキを使う上では、この2枚をフルにデッキに入れるのがおすすめです。
初動としての役割としては、
・アラメシアの儀が、展開の初動の中心で、
・聖殿の水遣いはその、アラメシアの儀のサーチカードという認識になります。
展開としては、「アラメシアの儀」で「勇者トークン」を召喚+デッキから「運命の旅路」をサーチして、発動することが出来ます。
「運命の旅路」の効果で、デッキから「流離のグリフォンライダー」をサーチすることが出来ます。
処理後に、「流離のグリフォンライダー」の効果で、場に勇者トークンがいるので、「流離のグリフォンライダー」自身を特殊召喚することが出来ます。
その後、この時モンスターが特殊召喚されたので、「運命の旅路」の効果で、「騎竜ドラコバック」を勇者トークンに装備することが出来ます。
これだけで、
「流離のグリフォンライダー」による、万能何でも妨害1回と、
「騎竜ドラコバック」による、なんでも手札バウンスが1回構えられています
勇者トークンは強いのか
結論としては、非常に強いお手軽簡単妨害です
長所として、召喚権を使わないで、「何でも妨害1回」と「選んで手札バウンス1回」が展開できるため、圧倒的な妨害性能と、盤面まくり性能を持つため、使わない意味がないくらい強いギミックになります。
また、妨害にも強い点も良い点であり、召喚を使わないため、仮に妨害されても本命の展開につなげられたり、他にも特に「ニビル」に対して防御を構えられたり、グリフォンライダーがいれば、その他妨害も1回耐えることが出来る為、展開への圧倒的な安心感につながります。
展開パーツとしては
禁止・制限になる前は
・アラメシアの儀×3枚
・聖殿の水遣い×3枚
・運命の旅路×1枚
・騎竜ドラコバック×1枚
・流離のグリフォンライダー×1枚
が最低限あればこの展開が出来ます、9枚分デッキを圧迫しますが、それでも非常に強いテーマなので非常におススメです。
勇者トークンが相性の良いデッキ
幻影騎士団
幻影展開からのケルビー二からの聖殿の水遣いへのアクセスが出来る為、安定的に勇者展開が出来る点が強みです。
シャドール
聖殿の水遣いがアルテミスにリンク召喚できる点から、シャドールの光属性供給に役立つ点がとても相性が良いです。
逆に相性の悪いテーマは、例えば相剣などが、効果発動の妨げになってしまうため、マスターデュエル環境のトップである相剣にとっては厳しい強化になりそうです。
勇者トークンのテーマカード一覧
アラメシアの儀
通常魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は特殊召喚されたモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合に発動できる。
自分フィールドに「勇者トークン」(天使族・地・星4・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
自分フィールドに「運命の旅路」が存在しない場合、
さらにデッキから「運命の旅路」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
聖殿の水遣い
効果モンスター(制限カード)
星3/水属性/魔法使い族/攻1500/守1200
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アラメシアの儀」1枚を選んで手札に加える。
(3):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで自分フィールドゾーンに表側表示で置く。
遺跡の魔鉱戦士
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻2300/守1000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「勇者トークン」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「勇者トークン」が存在しない場合、このカードは攻撃できない。
(3):「勇者トークン」のトークン名が記された自分のモンスターが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
流離のグリフォンライダー
効果モンスター
星7/風属性/鳥獣族/攻2000/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに、モンスターが存在しない場合、
または「勇者トークン」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「勇者トークン」が存在し、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
このカードを持ち主のデッキに戻し、その発動を無効にし破壊する。
運命の旅路
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスター1体を手札に加え、
その後手札を1枚選んで墓地へ送る。
(2):モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「勇者トークン」のトークン名が記された装備魔法カード1枚を選び、
手札に加えるか、自分フィールドの「勇者トークン」1体に装備する。
(3):1ターンに1度だけ、装備カードを装備している自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
光の聖剣ダンネル
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果1ターンに1度しか使用できない。
(1):「光の聖剣ダンネル」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):装備モンスターの攻撃力は、
自分フィールドの「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスターの種類×500アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
星空蝶
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果1ターンに1度しか使用できない。
(1):「星空蝶」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分フィールドの「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスターの種類×500ダウンする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
騎竜ドラコバック
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「騎竜ドラコバック」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードが効果モンスター以外のモンスターに装備されている場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
暗黒神殿ザララーム
フィールド魔法
(1):自分フィールドに「光の聖剣ダンネル」を装備したモンスターが存在する限り、
相手はバトルフェイズに効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、自分の「勇者トークン」が戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
その相手モンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードの(2)の効果を発動したターンの自分メインフェイズに1度、発動できる。
自分のデッキ・墓地から「暗黒神殿ザララーム」以外の
「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで手札に加える。
迷い花の森
フィールド魔法
(1):「星空蝶」を装備した自分のモンスターは相手が発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、自分の「勇者トークン」が戦闘でモンスターを破壊した時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):このカードの(2)の効果を発動したターンの自分メインフェイズに1度、発動できる。
自分のデッキ・墓地から「迷い花の森」以外の
「勇者トークン」のトークン名が記されたフィールド魔法カード1枚を選んで手札に加える。