【遊戯王 マスターデュエル】最強デッキ竜輝巧（ドライトロン）の全盛期の展開紹介

竜輝巧（ドライトロン）とは？

デッキビルドパック ジェネシス・インパクターズ発収録のテーマです。
ドライトロンモンスターは「光属性・機械族」に統一されています。
テーマとしては、効果モンスター達を特殊召喚しつつ、儀式召喚で大型モンスターを召喚していくテーマとなっております、また通常の儀式はレベルの合計から召喚するのに対して、ドライトロンの専用儀式「流星輝巧群」は、攻撃力の合計値が儀式モンスターの攻撃力以上になる場合に召喚できる新しいテーマとなっております。
種類としては「純正ドライトロン型」「パーデク・アルデク型」の二つが良く使われるデッキです。

デッキレシピ・テンプレ

アルティメットデクレアラー型

純正ドライトロン型

ドライトロン展開・回し方

先行展開

目指すべき理想形態
アルデクで4～6妨害、マスカレーナで補助＋α

バンα＋他モンスター

①バンα＋アルζ

・「バンα」効果「アルζ」リリースし召喚、「サイバーエンジェル弁天」をサーチ
・「アルζ」効果「弁天」をリリースし召喚、「アルζ」で「流星輝巧群」をサーチ、「弁天」効果で、「宣告者の神巫」をサーチ
・先に「宣告者の神巫」を通常召喚（無限抱影・ヴェーラーケア）し、「虹光の宣告者」を墓地に送り「宣告者効果」で「弁天」をサーチ
・「バンα」＋「アルζ」で「ファフμβ」をエクシーズ召喚、効果で「エルγ」を墓地へ
・「流星輝巧群」を発動、「ファフμβ」の素材「アルζ」を素材に、墓地から「弁天」を召喚
・「Lv6弁天」＋「Lv6巫女」で「永遠の淑女ベアトリーチェ」をエクシーズ召喚、「ベアトリーチェ」効果で「弁天」を墓地へ、さらに「イーバ」をデッキから墓地へ送る
・「イーバ」効果で、墓地の天使族2体を除外し、「神巫」＋「失光の宣告者」をサーチ
・墓地の「エルγ」効果で、手札の「弁天」をリリースし、「エルγ」と「アルζ」を召喚、「弁天」効果で「崇光なる宣告者」をサーチ、墓地の「流星輝巧群」効果で「エルγ」の攻撃を下げながらサーチ（ここでルタδが手札にあれば、宣告者リリースで召喚で1ドロー可能）
・「流星輝巧群」で、「宣告者」を「ファフμβ」のエクシーズ素材を使って召喚
・「エルγ」と「アルζ」2体で「I:Pマスカレーナ」をリンク召喚
・ターンエンド（チェーン確認を常にONに変更）
・相手ドローフェイズに「永遠の淑女ベアトリーチェ」効果で「イーバ」を墓地に送り、墓地の天使族2体を除外し、「神巫」＋「失光の宣告者」をサーチ

・相手ターンに「宣告者」で妨害しつつ、メイン中に「マスカレーナ」で「アポロウーサ」や「トロイメア」で妨害を行う

②バンα＋エルγ

・「バンα」効果「アルζ」リリースし召喚、「サイバーエンジェル弁天」をサーチ
・「エルγ」効果「バンα」リリースし「エルγ」と「バンα」召喚
・「バンα」＋「エルγ」で「ファフμβ」をエクシーズ召喚、効果で「アルζ」を墓地へ
・「アルζ」効果「弁天」リリースし召喚、「アルζ」で「流星輝巧群」をサーチ、「弁天」効果で、「宣告者の神巫」をサーチ
・「宣告者の神巫」を通常召喚し、「虹光の宣告者」を墓地に送り「宣告者効果」で「崇光なる宣告者」をサーチ
・あとは上記のように、「宣告者」「マスカレーナ」「ベアトリーチェ」を並べてターンを返す

③バンα＋ルタδ

・「バンα」効果「ルタδ」リリースし召喚、「サイバーエンジェル弁天」をサーチ
・「ルタδ」効果「弁天」をリリースし召喚、「アルζ」で「流星輝巧群」をサーチ、「弁天」効果で、「宣告者の神巫」をサーチ
・「バンα」＋「ルタδ」で「ファフμβ」をエクシーズ召喚、効果で「アルζ」を墓地へ
・「宣告者の神巫」を通常召喚「虹光の宣告者」を墓地に送り「宣告者効果」で「崇光なる宣告者」をサーチ
・「アルζ」効果で、「崇光なる宣告者」をリリースし、召喚、「流星輝巧群」をサーチ
・「バンα」効果「アルζ」リリースし召喚、「サイバーエンジェル弁天」をサーチ
・「エルγ」効果「バンα」リリースし「エルγ」と「バンα」召喚
・「バンα」＋「エルγ」で「ファフμβ」をエクシーズ召喚、効果で「アルζ」を墓地へ
・「アルζ」効果「弁天」リリースし召喚、「アルζ」で「流星輝巧群」をサーチ、「弁天」効果で、「宣告者の神巫」をサーチ
・「宣告者の神巫」を通常召喚し、「虹光の宣告者」を墓地に送り「宣告者効果」で「崇光なる宣告者」をサーチ
・あとは上記のように、「崇光なる宣告者」「マスカレーナ」「ベアトリーチェ」を並べてターンを返す

④バンα＋サイバーエンジェル弁天

・「バンα」効果「サイバーエンジェル弁天」リリースし召喚、「弁天」と「宣告者の神巫」をサーチ
・「宣告者の神巫」を通常召喚「虹光の宣告者」を墓地に送り「宣告者効果」で「流星輝巧群」をサーチ
・「流星輝巧群」で、墓地の「弁天」を「バンα」を使って召喚
・「Lv6弁天」＋「Lv6巫女」で「永遠の淑女ベアトリーチェ」をエクシーズ召喚、「ベアトリーチェ」効果で「弁天」を墓地へ、さらに「エルγ」をデッキから墓地へ送る
・「エルγ」効果「弁天」リリースし召喚、「エルγ」と「バンα」を召喚し、「弁天」効果で「崇光なる宣告者」をサーチ
・「バンα」＋「エルγ」で「ファフμβ」をエクシーズ召喚、効果で「アルζ」を墓地へ
・「アルζ」効果で「崇光なる宣告者」を墓地に送って召喚、「流星輝巧群」をサーチ
・「ファフμβ」＋「アルζ」で「ユニオンキャリアー」を召喚、「イーバ」を装備する
・「流星輝巧群」で「ユニオンキャリアー＋イーバ」を素材とし、「崇光なる宣告者」を召喚
・「イーバ」で天使サーチ

アルζ＋他モンスター

⑤アルζ＋エルγ

⑥アルζ＋サイバーエンジェル弁天

⑦アルζ＋神巫

その他

⑧エルγ＋ルタδ

後攻展開

相手の妨害によるが、目指す形としては
①アーゼウスによる、相手フィールド制圧or妨害を使わせる
②高打点のドライトロンDREを構える
③崇光なる宣告者で相手のバックを無視して同時に次のターンもケア

のいずれかがメインになりやすいです。

②③はほぼ先行展開と同様で、「崇光なる宣告者」か「ドライトロンDRE」を選んでの展開or両方展開が可能です。

①の場合のみやや特殊な立ち回りが必要で、

・「レベル1×2体」（ドライトロン系統×2体）で「アセンブリ―ナイチンゲール」をエクシーズ召喚
・「ダイレクトアタック」（場合によっては効果仕様）
・その後変なチェーンがなければメイン２に「ダウナードマジシャン」「アーゼウス」とエクシーズ召喚をする。
・これで好きなタイミングに「アーゼウス」で2回「フィールドのカードを全て墓地に送る」事が出来ます。

このままターンを返すか、まだ展開が可能な場合、メイン２にモンスターをさらに増やすなどが可能です。

ドライトロンデッキへの対策・メタ

ドライトロンの展開中の妨害

手札誘発による妨害

おススメは、どのデッキにも対応しやすい「はるうらら」と増殖するG」です。

うららタイミング

「バンα」の効果の特殊召喚効果

「サイバーエンジェル弁天」墓地効果

その他妨害おすすめ

ドロールロックバード

ディメンションアトラクター

↑基本これらの妨害を当てられたら止まる場面が多いです。

原始生命態ニビル

タイミングによっては、対策可能

使いどころによって効きにくい妨害

無限泡影

エフェクト・ヴェーラー

ニビルはタイミング・効果無効は対象によっては、乗り越えて妨害を構える事が比較的やりやすく、チェーンのラグにより読みやすくなってます。慣れている人にはあまり効かない印象です。

後攻時のまくり札

対処優先順位

パーフェクトデクレアラー・アルティメットデクレアラー

ベアトリーチェ（イーバ）

I:Pマスカレーナ

パーデク・アルデク対策

効果

手札から天使族モンスター１体を墓地へ送って以下の効果を発動できる。●相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。●相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

この効果を見ての通り、ほぼすべての展開を手札の天使族の数だけ妨害されてしまいます。（平均4～6妨害ほど）基本はこれだけで何もできず詰みです。

対策

リリースでの除去

効果の発動を伴わない、モンスターのリリースは止められないため、簡単に対処可能です。

おススメは2体リリースの「溶岩魔人ラヴァゴーレム」と1体リリースだが、他の環境デッキである、鉄獣戦線を対策できる「怪粉壊獣ガダーラ」です。

チェーンを組まない対策

禁じられた一滴

このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。①：自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類（モンスター・魔法・罠）が同じカードの効果を発動できない。

効果的な使い方例、

• ①「ライトニングストーム」で相手モンスター全て破壊
• ②→相手に「アルデク」発動される
• ③→「禁じられた一滴」で「ライトニングストーム」と「モンスターカード」をコストに、「アルデク」+「マスカレーナなど」を選択

と行うと、③②①の順番で処理されるので、アルデク・マスカレーナを無効にしたうえで、ライトニングストームが無効にされず、モンスターをすべて破壊することが出来ます。

超融合

このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。①：手札を１枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター１体をEXデッキから融合召喚する。

デッキにアルデク（光属性など？）を素材指定とした融合モンスターを入れておくことで、巻き込んで除去が出来ます。

今後のドライトロンデッキは強い・弱い？

22年5月のアプデで弱体化？

22年5月のアプデ後から、「アルデク型」のドライトロンは弱体化しました。

サイバーエンジェル弁天が3枚→1枚に制限されたため、初動の安定率と、弁天複数枚サーチからの展開力が大幅に落ちてしまいました。

今後の環境を考えてもこのドライトロンデッキの先行制圧のパワーは強いので、戻ってくるのは遠い話になりそうです。

（最近のストーリーモードでアルデク実装は今後パックを売りにくいという判断かもしれませんね）

結局ドライトロンは強いの？

結論から言うと、環境トップのTier1と比較すると、安定度が落ちてしまうため、Tier2～３程度かなという印象です、回れば先行4妨害程度は規制後でもたどり着きやすいのでパワー自体は健在です。

5月時点の他テーマと比較すると、他の環境デッキも弱体化はされていたので、回し慣れればプラチナ・ダイヤなどランク戦最上位まで上がるのは可能なデッキにはなっております。

回し方も比較的シンプルで、かっこいい・決まったときの安心感は抜群なので、今後もおすすめデッキの1つです！