マスターデュエルについに「デスフェニ」が登場!
22年5月、ついにマスターデュエルにもデスフェニが急遽実装されます!
過去遊戯王OCG実装時、主に「出張パーツ」として、ほとんどのデッキに入るにもかかわらず、簡単に出せ、強力な効果を持つことから、このカードを中心とした環境となっていたといっても過言ではありません。
早速ですがマスターデュエルでもおそらく猛威を振るうであろうデスフェニについて今回は紹介していきます!
D-HERO デストロイフェニックスガイの効果
デスフェニ効果解説
デスフェニを簡潔に表すと「毎ターン破壊+不死鳥の様に毎ターン蘇生」といった、除外・バウンスなど復活を阻止しない限りどんどん自分のカードが破壊されアド差が広まってしまう凶悪なカードです。
①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分の墓地の「HERO」カードの数×200ダウンする。
まず①はおまけ程度になりますが、「HERO」が墓地にあるほど相手フィールドの弱体化が可能です。
強力なのは②③の効果であり、
②:自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドのカード1枚とフィールドのカード1枚を選んで破壊する。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
次のターンのスタンバイフェイズに、自分の墓地から「D-HERO」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
②は自分・相手ターンどちらでも毎ターン1回「フィールドのカードを破壊」という万能な除去
そして③により、仮に「破壊」された場合次のターンの初めに何度でも復活が可能で、その後②の破壊効果も使える為、まさに不死鳥(フェニックス)にふさわしい耐久力を持っております。
この破壊+蘇生のループでいくら倒しても対処できず徐々に破壊で差を広げることが出来る為、召喚した時点で大きく有利に立つことが可能です。
召喚・展開方法
どんなデッキでも強力な融合素材
デスフェニは
レベル6以上の「HERO」モンスター+「D-HERO」モンスター
と比較的軽い条件での召喚が可能です。
・ダッシュガイは、墓地にある時、ドローフェイズ時にモンスターをドローしたときに、特殊召喚できるので展開の補助
・ディバインガイは、手札がゼロ枚の時、墓地のディバインガイ+他DHEROを除外して、2枚ドローと実質強欲な壺が可能で大変強力です。
D-HEROダッシュガイ
D-HERO ディバインガイ
アナコンダやフュージョンデステニーで簡単に展開!
デスフェニは通常の融合での展開も可能ですが、遊戯王OCGで環境最強としてしまったのは「2枚のカード」によることが大きいです。
それが
①フュージョン・デステニー
②捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
の二枚です。
①フュージョン・デステニー
現遊戯王OCG環境でも最強と言われる「デッキ融合」カードです。
発動してしまえば、手札・デッキいずれかに必要なカードがあればデスフェニを出せるといったパワーカードになります。
とりあえずフュージョン・デステニーを3枚入れて、引けたら発動すれば、デスフェニを召喚できるお手軽パワーカードです。
(この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに破壊される。)という効果も、デスフェニには意味をなさず、墓地から蘇生する効果を持つため、ただ簡単に出てくる最強モンスターになってしまいました。
②捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
言わずも知れた、諸悪の根源そして大正義「ヴェルテアナコンダ」です。
OCGではやっと禁止になったかというモンスターですが、効果モンスターを2体並べさえすれば「フュージョン・デステニー」を発動できるお手軽さから、初動でのデスフェニの安定性を圧倒的に上げるカードでした。
どちらも凶悪すぎる為、OCGでは「フュージョン・デステニ―禁止」→「アナコンダ禁止」というように公式としてもなんとしても止めなくてはいけないカードとなっておりました、マスターデュエルでの制限・禁止カードはOCGと異なるので今後はどうなっていくか楽しみですね!
相性の良いデッキは?
デスフェニの最強となりうる所以は、ほぼどんなデッキにも採用可能な点です。
・メインデッキ→デスフェニ素材×2+フュージョン・デステニー(1~3枚)
・エクストラデッキ→デスフェニ+ヴェルテ・アナコンダ
というように、最低限必要な枚数も少ない為、特にアナコンダを展開しやすいor採用しているデッキには相性が良い為、おすすめです。
環境トップデッキの多くに採用されたデスフェニ・マスターデュエルでは?
デスフェニは1枚でデッキによっては除去が出来ず詰むような性能を持ちつつ、アナコンダ・フュージョン・デステニーが使える環境の中のため、フルパワーデスフェニが使えるとすれば、基本的には必須でほとんどのデッキに入ってくると予想されます。
同様に勇者という強力出張テーマも実装予定のため「勇者・デスフェニ」がほとんどのテーマに入る環境も来る可能性があります。
おそらくその場合規制が来るかと思いますが、実装してからしばらくはこの環境だと思われるため、集めてみてはいかがでしょうか!